
デジタルマーケティングは中堅・中小企業でも取り組みやすい
デジタルマーケティングは、事業規模や予算に合わせて、小さく、少しずつ始めていくことが可能です。中堅・中小企業であっても取り組みやすいことが特徴といえます。また、デジタルマーケティングは、様々なビジネス形態で効果のある施策です。ただし、顧客が法人向け(B to B)、個人向け(B to C)なのかによって、デジタルマーケティングの狙いと具体的な施策に多少の相違点は生じます。
法人向け(B to Bのデジタルマーケティング)
法人を対象としたビジネスの場合、原則的に衝動的な購買は起こりません。顧客社内の商品検討プロセス・稟議プロセスや予算、納期などを理解した適切な営業提案が求められることが大半です。従い、デジタルマーケティングでの主な狙いは、オンライン上の各種施策により見込み顧客のリストを収集し、その見込み顧客に対し、最適な情報提供やコミュニケーションを継続することで顧客の興味関心度合いを高め、営業マンが提案できる見込み顧客へ醸成していくこととなります。WEBサイトの活用やオンライン展示会、ウェビナー、メルマガなどの施策が有効です。SNSについては、例えばLinkedInやFacebookなどビジネス用途で利用され、ターゲットに効率的に接触できるメディアに限定することが有効となるケースが多いです。
個人向け(B to C)のデジタルマーケティング
個人を対象としたビジネスの場合、商品やサービスの価格帯や特性に左右されるものの、ECサイトを利用し、オンラインで取引から決済までを完了できることを目指すケースが多くなります。従い、デジタルマーケティングの狙いも認知から購買までの非対面化、デジタル化を意識した設計となります。また、認知から購買までの検討サイクルをいかに短くしていくか、新規で獲得した顧客のF2転換をいかに図るかという点に多くの検討を割くことになります。WEBサイトやyoutubeなど動画の活用の他、SNSについては、Line公式アカウントやinstagramビジネスアカウントなどの活用が有効となるケースが多いです。
ゴールを決めて、まずは、できるところから始めてみましょう。
小さく、少しずつ始めてられるデジタルマーケティングですが、場当たり的に進めても効果が出にくくなります。まずはデジタルマーケティングに取り組んだ結果、どうなっていたいのか?のゴールを決め、それから施策に移していくと効果を出しやすくなります。
アーチ経営サポートでは、デジタルマーケティング支援サービスを行っております。少しでもご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。