DXに対する取り組み

DXに対する経営ビジョン

アーチ経営サポートは、デジタル技術を活用し、中堅・成長企業のデジタル化・DX化を支援することを経営ビジョンとしています。急速に変化するビジネス環境において、企業がデジタル化の波に乗り遅れることなく、競争力を維持・強化していくためには、業務プロセスの改善だけでなく、製品やサービス、ビジネスモデルそのものの変革が不可欠です。さらに、組織や企業文化、風土の改革も同時に進めていく必要があります。

アーチ経営サポートは、お客様のビジネスに深く寄り添い、デジタル技術を駆使しながら、これらの変革を総合的にサポートいたします。単なるIT化ではなく、経営戦略とデジタル戦略の融合を図り、お客様の競争優位性の確立を目指します。

中堅・成長企業は、大企業に比べて経営資源が限られている一方で、変化への対応力と柔軟性を持ち合わせています。アーチ経営サポートは、この強みを最大限に活かし、デジタル化の恩恵を享受できる環境づくりをお手伝いいたします。経営者様の視点に立ち、実効性の高いDX支援サービスを提供することで、お客様の持続的な成長と発展に貢献してまいります。

DX戦略

アーチ経営サポートは、中堅・成長企業のDXを成功に導くため、以下の4つの戦略を軸に支援サービスを提供します。

1.経営課題や目標に合わせた優先順位付けと段階的なDX推進
アーチ経営サポートでは、お客様の経営課題や目標を深く理解し、DXの優先順位を明確化します。限られたリソースを最大限に活用するために、優先度の高い業務領域から段階的にDXを推進していく方針を立て、優先度の高い業務領域からクラウドツールの導入等を進めます。短期的な成果と長期的な目標のバランスを取りながら、着実にDXを進めていきます。

2.現行業務のデジタル化と並行した、データ利活用とAI導入による高付加価値化
現行業務のデジタル化を進める一方で、蓄積されたデータの利活用とAIの導入により、業務の高付加価値化を図ります。単なる効率化だけでなく、データとAIを活用した新たな価値創出を目指します。昨今のトレンドでもある生成AIも積極的に活用し、業務プロセスの可視化、データ分析基盤の構築、AI活用の場面特定など、お客様企業のビジネスモデル変革を支援します。

3.自社のDX人材育成と外部リソース活用の組み合わせによるスピーディーな改善
DXの成功には、社内のデジタル人材の育成が欠かせません。アーチ経営サポートは、お客様企業の人材育成を支援し、DXを推進する社内推進者の育成を後押しします。同時に、適宜、外部の専門リソースの斡旋などを通じ、スピーディーな変革を支援します。自社の強みを活かしつつ、外部の知見を取り入れるハイブリッドなアプローチを推奨します。

4.小さく始めて段階的にスケールさせ、PDCAサイクルを回しながらの継続的改善
DXは一朝一夕で実現できるものではありません。アーチ経営サポートは、小さく始めて段階的にスケールさせるアプローチを推奨します。まずは小規模なテストから始め、その結果をもとに改善を図りながら、徐々に対象領域を広げていきます。PDCAサイクルを回しながら、継続的な改善を積み重ねることで、持続的なDXを実現します。

以上の4つの戦略を柱に、アーチ経営サポートは中堅・成長企業のDXをサポートします。

セキュリティ

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するうえで、セキュリティの確保は極めて重要な要素です。情報漏洩や不正アクセス、サイバー攻撃などのリスクから企業の情報資産を守るため、アーチ経営サポートは以下のようなセキュリティ対策を講じています。

サイバー攻撃対策ツールの導入と定期的なセキュリティチェックの実施に取り組みます。
ファイアウォールやウイルス対策ソフト、不正侵入検知など、最新のセキュリティ技術を駆使して、外部からの脅威を防御します。また、定期的なセキュリティチェックを行い、システムの脆弱性を洗い出し、適切な対策を講じます。

DX戦略組織体制及び人材育成

1.専門チームの組成
DX推進にあたり、代表である中小企業診断士が中心となり推進しています。IT業界での経験も長く、DXやAIに強い点が特徴です。

2.DX人材の育成
協力パートナーについてもDXスキルの研修を行う等により、スキル向上を図ります。また、外部コンサルタントとの協力体制の構築、定期的な意見交換を行います。

DX戦略における環境整備及び情報公開の方針

常に最新のIT・AI活用を検討し、クラウドを中心とした新技術の導入を推進してまいります。
業務管理システムや、顧客や内部とのコミュニケーションツールはすべてクラウド化することで、作業場所や顧客の地域を問わないサービスの提供と生産性の向上を図ります。また、SECURITY ACTIONを基にして、各端末やネットワークのセキュリティを強化を図ります。また、顧客の許可が取れていることを前提に、DX化支援事例をWEBサイトを通じて積極的に公開してまいります。

戦略の達成状況に係る指標の決定

DX戦略の達成状況を適切に評価し、継続的な改善を図るために、「クラウドツール導入率」「管理業務時間の削減率」「DXコンサルティング収益」の3つを軸とした指標を設定します。

「クラウドツール導入率」は、顧客のDXを支援する上で重要な指標です。クラウドツールの導入は、業務プロセスの効率化や生産性の向上に直結します。この指標を設定することで、顧客のクラウド化の進捗状況を可視化し、適切なサポートを提供できます。目標値は、お客様企業の業種や規模、IT成熟度などを考慮して、現実的かつ挑戦的な水準に設定します。

「管理業務時間の削減率」は、管理業務にかかる時間を削減することで、顧客が本業に集中できる環境を整備します。この指標の達成には、業務プロセスの見直しやITツールの活用、社員の意識改革などが必要です。アーチ経営サポートは、お客様企業の実情に合わせて最適な施策を提案し、管理業務時間の削減を支援します。

「DXコンサルティング収益」は、当社のコンサルティングの成長性を測る指標です。蓄積したノウハウを活かし、顧客のDXを支援することで、新たな収益源の確立を目指します。

こ指標の設定にあたっては、戦略目標との整合性、定量的な測定可能性、適切な目標値の設定などに留意しました。また、指標の網羅性とバランスを考慮しつつ、優先度の高い指標に絞り込んでいます。

2024年3月10日 制定
アーチ経営サポート
代表 鈴木 將路