【支援事例】社長の『あれどうなった?』をなくすツールへ。「taskshare」新規事業開発支援 | 有限会社シーキングベストウェイ様

 

本事例では、有限会社シーキングベストウェイ様の新規クラウドサービス「taskshare」について、モニター調査と専門家による評価を通じて、サービスの本質的価値とターゲット市場を明確化しました。その結果、「タスク管理重視×手軽さ」という独自のブルーオーシャン・ポジションを明示し、「社長の『あれどうなった?』をなくすツール」など具体的なメッセージの策定に取り組みました。新規事業における「誰に・何を・どう伝えるか」を明確にした支援事例です。

実現したかったこと:

・新しいカテゴリーのツール「taskshare」について、「何ができるツールなのか」「誰にとってのツールなのか」を明確にしたい。
・本格的なプロモーションを行う前に、「誰に・何を・どう伝えるべきか」の道筋を明確にしたい。
・営業活動において、顧客にメリットが直感的に伝わるようにしたい。


効果:

・「勝てる市場ポジション」の明確化:「タスク管理重視×手軽さ」という独自のポジションを確認。
・UI/UX改善ロードマップの策定:「初期の分かりにくさ」を解消するための戦略的助言を実施。
・具体的で刺さる営業メッセージの獲得:「社長の『あれどうなった?』をなくすツール」など、ターゲットの痛みに直接響くキャッチコピーや訴求軸を開発。

 

目次

お客様の概要

有限会社シーキングベストウェイ様は、2003年に創業されたソフトウェアの開発や労働者派遣事業を展開されるIT企業です。同社の新規事業として、チャットの手軽さとタスク管理の堅実さを併せ持つユニークなツール『taskshare(タスクシェア)』の開発・提供をされています。現場でのコミュニケーションで発生する「言った・言わない」問題や、「チャットツールで情報が流れてしまってタスクが終わっているのかわからない」といった課題を解決するツール開発に取り組まれています。

有限会社シーキングベストウェイ 代表取締役 原 元樹様
有限会社シーキングベストウェイ 代表取締役 原 元樹様

支援の背景と課題

 同社が開発された『taskshare』は、既存のコミュニケーションツールのカテゴリー(LINEやSlack、Asanaなど)に当てはまりにくく、「何ができるツールなのか」「誰にとってのツールなのか」を一言で伝えることが難しいという課題を抱えていらっしゃいました。
 営業活動においても、顧客にメリットが直感的に伝わりにくく、導入のハードルが高い状況となっていました。このため、本格的なプロモーションを行う前に、「誰に・何を・どう伝えるべきか」の道筋を明確にする必要がありました。アーチ経営サポートでは、本課題を解決するため、新規事業開発支援として、「taskshare」サービスの価値評価支援を実施しました。

チャットの手軽さとタスク管理の堅実さを併せ持つ、taskshareのタスク管理画面
チャットの手軽さとタスク管理の堅実さを併せ持つ、taskshareのタスク管理画面

支援内容

  • 1. ターゲットユーザーによるモニター調査・インタビューの実施
    実際のターゲット層である、建築士や設計士の実機モニター調査を実施しました。
    • 現場でのリアルな利用シーン(図面変更指示、言った・言わないの確認など)に基づいたシナリオテスト
    • ITリテラシーが高くない層でも使いこなせるか、忌憚のないフィードバックを収集

  • 2. UI/UX専門家による機能評価
    IT・アプリ開発の知見を持つ複数のコンサルタントにより、ユーザーの「つまずきポイント」を徹底的に分析しました。
    • 「直感的に操作できるか」「誤操作を誘発しないか」等の観点で、オンボーディングの課題を抽出
    • 実際のユーザー視点での評価により、改善すべき点を明確化

  • 3. ポジショニングとコアバリューの言語化
    競合ツール(LINE、Slack、メール、電話、重厚なプロジェクト管理ツール)との比較を行い、taskshareが勝てる独自のポジションを定義しました。
    • 「建設現場のスマート案件台帳」としての再定義
    • 「チャット」ではなく、「タスク」で会話する強みを言語化
モニター調査から浮かび上がった、taskshareサービスの本質的価値
モニター調査から浮かび上がった、taskshareサービスの本質的価値

支援の成果

  • 1. 「勝てる市場ポジション」の明確化
    モニター調査から、「過去の言った、言わないが即座に分かる」や「話題ごとに情報が混ざらない」点が、LINEや電話に対する圧倒的な優位性であることが判明しました。これにより、「タスク管理重視×手軽さ」という独自のブルーオーシャン・ポジションを確立することができました。

  • 2. UI/UX改善ロードマップの策定
    「初期の分かりにくさ」を解消するため、まずは広告宣伝よりも「特に初回ユーザー体験を意識したUI/UXの改善」を最優先すべきという戦略的助言を行いました。

  • 3. 具体的で刺さる営業メッセージの獲得
    「社長の『あれどうなった?』をなくすツール」「現場の指示はこれ一つで解決」など、ターゲットの痛みに直接響くキャッチコピーや訴求軸を開発しました。
taskshareのポジショニングマップ taskshareは「手軽だが、確実なタスク伝達」という市場ギャップを埋める
taskshareのポジショニングマップ taskshareは「手軽だが、確実なタスク伝達」という市場ギャップを埋める

お客様の声

有限会社シーキングベストウェイ 代表取締役 原 元樹 様

当社はシステム開発を行っていますが、新規事業でクラウドサービスを始めるにあたりノウハウが無かったので、アーチ経営サポート様に支援をお願いしました。

クラウドサービスやアプリなど多くのサービスに知見のある鈴木様のアドバイスで、これからどういった顧客層にどういう視点でアピールして開拓していくかが見えてきたと思っております。

またサービス自体の利便性やモニターヒアリングを通した改善のポイントも見えてきましたのでより良いサービスにしていけそうだと実感しました。

今後もtaskshareの有用性や拡販を協力頂きたいと考えております。

アーチ経営サポート パートナーコンサルタントからのコメント

アーチ経営サポート パートナーコンサルタント 伊藤明子

taskshareの支援では、機能の良し悪しを評価するのではなく、「誰の、どんな業務上のストレスを解消するツールなのか」を起点に整理することを重視しました。

モニター調査を通じて見えてきた他社ツールとの差別化ポイントを言語化し、それを単なるコンセプトに留めず、機能設計やUI/UX改善の方向性まで落とし込んでいます。

プロダクトはあるが、強みの伝え方や磨き方に悩む新規事業にとって、有効なアプローチになったと感じています。

新規事業開発支援にご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください

 アーチ経営サポートでは、新規事業開発支援サービスの一環として、プロダクトのポジショニング策定やマーケティング戦略策定についてのご相談にも対応しております。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お客様情報

有限会社シーキングベストウェイ
 URL:https://sbestway.com
taskshare(タスクシェア)
 URL:https://taskshare.biz

住所:
 〒171-0014
 東京都豊島区池袋2-18-1 山鹿ビル3階

代表者:
 代表取締役 原 元樹

TEL:03-5952-5780
FAX:03-5985-4781

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この記事を書いた人

アーチ経営サポート代表 
デジタル拡販アドバイザー / 中小企業診断士 鈴木 將路

IT業界で20年以上、統合基幹業務ソフトウェア事業(ERP事業)に関与。マーケティング責任者、自ら企画したSaaS事業の事業責任者などを担当。ソフトウェア事業開発、新規事業立ち上げ、BtoBマーケティングで20年超の経験を持つ。

現在、成長企業向けに、デジタルマーケティング支援やマーケティング研修、補助金活用サービスなどを展開中。企業経営者と目線を合わせた、きめ細やかなサービスを提供している。中小企業庁認定 経営革新等支援機関。Certified in the Prompt Engineering for ChatGPT Course at Vanderbilt University.

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