デジタルマーケティングで考慮したいKPI/KGIと測定

デジタルマーケティングで考慮したいKPI/KGIと測定
目次

定量的な成果目標を立て、測定する

デジタルマーケティングを推進する上で、成果目標を数値として立て、測定していくことは大切です。

この数値目標のことをKGI(Key Goal Indicator|重要目標達成指標)と呼びます。KGIは、ある取り組みの最終目標を示しています。例えば、WEBサイト改修のKGIを決める場合には、「WEBサイトからの月の問い合わせ数を、6ヶ月で改修前の2倍の20件にする」などとなります。6ヶ月後にWEBサイトからの問い合わせが2倍になっていれば目標が達せられたことになりますし、下回れば目標が達成できなかったことになります。

KGIを達成するための中間目標がKPI

とはいえ、KGIだけを見てしまうと、KGIの達成状況を評価する段階になったときに、なぜKGIが達成できたのか? or KGIが達成できなかったのか?の分析ができません。これを避けるために、途中に適切なマイルストーンとなる目標を設定し、何が要因で目標を達成できた or できなかったのか、を明確にしていきます。

この途中の指標を、KPI(Key Performance Indicator|重要業績評価指標)といいます。

KGIとKPIのイメージ

仮に、「WEBサイトからの月の問い合わせ数を、6ヶ月で改修前の2倍の20件にする」というKGIを設定した場合、KPIの例は図のようになります。

KGIとKPIのイメージ
KGIとKPIのイメージ

この場合、KPIは、KGIから逆算して考えていきます。
問い合わせを2倍の20件にするためには? → ランディングページ(LP)のビュー数を2倍にする。
ランディングページ(LP)のビュー数を2倍にするには? → WEBサイトの訪問者数を2倍にする。

このような形で、KPIとして中間目標を設定しておくことで、仮にKGIが達成できなかった場合にも、何がボトルネックとなったのか?の原因を突き止めていくことが容易となります。

デジタルマーケティングとは、データを活用したマーケティング

この例では、KGIやKPIも

  • 元となるWEBサイトのビュー数
  • ランディングページ(LP)のビュー数
  • 問い合わせ数

を事前に、データとして把握しておくことが重要となります。

デジタルマーケティングに取り組む際に、WEBサイトを改善することは多いです。この場合でも単に新しいWEBサイトを作るのではなく、データをフル活用し、目標を立てて測定、改善策を講じていくことが、成果につながっていきます。


デジタルマーケティングとは、データを活用したマーケティングのことを指します。適切なKGI、KPIを設定し、達成状況を測定することで、課題や改善点が明確となりますので、是非お試しください。

アーチ経営サポートでは、デジタルマーケティング支援サービスを行っております。
代表的なKGIやKPIにどのようなものがあるのか?など、少しでもご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

アーチ経営サポート代表 
デジタル拡販アドバイザー / 中小企業診断士 鈴木 將路

IT業界で20年以上、統合基幹業務ソフトウェア事業(ERP事業)に関与。マーケティング責任者、自ら企画したSaaS事業の事業責任者などを担当。ソフトウェア事業開発、新規事業立ち上げ、BtoBマーケティングで20年超の経験を持つ。

現在、成長企業向けに、デジタルマーケティング支援やマーケティング研修、補助金活用サービスなどを展開中。企業経営者と目線を合わせた、きめ細やかなサービスを提供している。中小企業庁認定 経営革新等支援機関。Certified in the Prompt Engineering for ChatGPT Course at Vanderbilt University.

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